内科とは
もっとも身近な存在であり、さまざまな診療科につながる「窓口」にもなるのが内科です
内科は、消化器内科や循環器内科、腎臓・内分泌内科などへと細分化されますが、循環器内科や腎臓・内分泌内科を掲げているクリニックはそれほど多くありません。そのため、特にクリニックの内科は、他の診療科への「窓口」としての役割も担っています。
みずかみクリニックの内科でも、風邪・インフルエンザ、生活習慣病、睡眠時無呼吸症候群など、幅広く内科全般を診療しております。またより高度な検査・治療が必要になった場合には、各診療科、提携する病院などをご紹介いたします。どのような些細な症状・お悩みであっても、どうぞお気軽にご相談ください。
内科で診る症状
こんな症状に該当する方はご相談を
- 発熱
- 喉の痛み、咳
- 鼻水、鼻詰まり
- 頭痛、めまい
- 胸やけ、胃もたれ
- 胸の痛み
- ゼイゼイ、ヒューヒューという呼吸音
- 睡眠時の無呼吸、いびき
- 動悸、息切れ
- 腹痛
- 腹部膨満感
- 便秘、下痢、血便
- 倦怠感、慢性疲労
- 食欲不振、体重減少
- 排尿時の痛み、血尿
- 肛門の痛み
- いぼ痔、切れ痔
- むくみ
- 不眠
- 子ども風邪・発熱・咳
- 咳が続く、長引く咳
- 痰が絡む・黄色の痰
上記のような症状は、身体の中で何らかの異常が起こっているサインでもあります。症状は軽いけれど何週間も続いている、しっかり休んでも調子が良くならないといった場合には、お早めにみずかみクリニックにご相談ください。
内科で診る主な疾患
風邪(感冒)
主にウイルスを原因として、上気道(鼻~喉)で起こる急性の症状をまとめて風邪症候群と言います。一般には、略して「風邪」ということがほとんどです。
発熱など風邪とおぼしき症状がございましたら、ご予約の際などにその旨をお伝えの上、当院にお越しください。当院では、発熱外来を開設しており、入口・待合を他の患者様と別にご用意しております。
症状
- 発熱
- 喉の痛み、咳
- 鼻水、鼻詰まり
- 頭痛、倦怠感
- 関節痛
診断・治療
患者様の症状、喉の炎症などを確認し、診断します。
治療では、安静、水分・栄養補給が基本となります。また必要に応じて、症状を抑える薬を処方いたします。細菌性の風邪が疑われる場合には、抗菌薬を処方します。
インフルエンザ
インフルエンザウイルスを原因とした急性の感染症です。通常は冬に流行しますが、近年ではそれ以外の季節に散発的に流行することがあります。
インフルエンザワクチンを接種することで、発症、重症化のリスクを下げることができます。対象となる方は、毎年の予防接種をおすすめします。
症状
- 38℃以上の高熱
- 頭痛
- 全身倦怠感
- 関節痛、筋肉痛
- 喉の痛み、咳
- 鼻水
診断・治療
流行の状況などを考慮した上で、症状・所見を確認し、迅速キットを使用して診断します。
治療では、安静と小まめな水分の摂取、発症後48時間以内の抗インフルエンザウイルス薬投与を行います。無理に食事を摂る必要はありません。水分摂取すら難しいという場合には、点滴・入院が必要になります。適切な治療により1週間程度で軽快しますが、医師の許可があるまでは登園・登校・出社は控えましょう。
睡眠時無呼吸症候群
繰り返しの呼吸停止によって体内の酸素量が不足し、心筋梗塞や脳卒中など命にかかわる疾患のリスクが高くなります。また、日中の強い眠気による仕事上のミス、運転中の事故などが引き起こされるケースもあります。
症状
夜間の症状
- いびき、無呼吸
- 無呼吸の後、大きな呼吸とともにいびきを再開
- 息苦しさ、夜間の覚醒(何度もトイレに行く)
- 動悸、寝汗
起床後・日中の症状
- 頭痛、頭や身体の疲れが取れていない
- 我慢できない強い眠気
- 倦怠感、注意力低下
- 口の渇き
診断・治療
まずはいびきや呼吸の状態、血液中の酸素濃度を調べるセンサーを装着した状態で眠る「簡易検査」を行い、睡眠時無呼吸症候群が疑わしい場合には、さらに脳波・心電図・眼球の動きなどを調べるセンサーを追加した「精密検査」を行います。簡易検査は自宅で受けていただけますが、終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査は原則入院での検査が必要です。
治療では、装置から伸びるマスクを装着して空気を送り気道を確保する「CPAP療法」が有効です。その他、マウスピースで顎の位置を調整し気道を確保する「スプリント療法」、肥大した扁桃腺やアデノイドを切除する「手術」なども検討されます。
また肥満が原因となっている場合には、食事療法・運動療法を組み合わせた減量も欠かせません。
生活習慣病
生活習慣病とは、糖尿病や高血圧症、脂質異常症、高尿酸血症など、生活習慣(食事・運動・睡眠・喫煙など)を原因として発症する病気の総称です。いずれも、血管が硬く脆くなる動脈硬化を進行させ、狭心症や心筋梗塞、脳卒中など命に関わる疾患のリスクを高めます。
また共通して症状に乏しいため、予防や早期発見が大切になります。健康診断などで数値の異常を指摘された場合には、必ず医療機関を受診し、適切な治療を開始しましょう。
- 糖尿病
- 高血圧
- 脂質異常症
- メタボリックシンドローム
- 高尿酸血症(痛風)
内科で対応可能な検査
- 血液検査
- 尿検査
- レントゲン検査
- 心電図検査
- 超音波検査
(心エコー、腹部エコー、甲状腺エコー、血管エコー、乳腺エコーなど) - 内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)
- CT検査(低線量CTも可能)
- ホルター心電図
- 聴力検査