- 当院の日帰り大腸ポリープ切除
- 大腸ポリープとは
- 初期は無症状!?こんな症状に該当しませんか?
- 大腸ポリープを放っておくと大腸がんへ進行?原因は?
- 大腸ポリープが出来やすい人の特徴
- 検査・診断
- ポリープ切除後の仕事や生活習慣(注意事項)
当院の日帰り大腸ポリープ切除
みずかみクリニックでは、大腸カメラ検査で大腸ポリープを発見した場合にその場で切除をしたり、他院で見つかった大腸ポリープを当院で切除のみ行うといった、日帰りでの大腸ポリープ切除を行っています。
大腸ポリープ切除では、そのポリープの性質などに応じて、以下のような術式を使い分けます。
内視鏡的ポリペクトミー
内視鏡先端から、スネア(ループ状のワイヤー)を出してポリープに引っ掛け、締め付け、最後に通電をして焼き切るという方法です。
スネアが電気メスのような役割を果たして出血を抑えられる一方で、穿孔などの合併のリスクがやや高くなります。
コールドポリペクトミー
小さめのポリープに適している方法です。
内視鏡先端からスネアを出して、ポリープに引っ掛け、締め付けることで切除します。通電しない分、熱損傷による穿孔のリスクが低下すると言われています。
内視鏡的粘膜切除術(EMR)
そのままではスネアを引っ掛けられないような、平坦に近いポリープに適している方法です。
ポリープの下に生理食塩水を注入し、隆起させた上でスネアを引っ掛け、締め付け・通電により切除します。出血が少なく、かつ穿孔などの合併のリスクも抑えられます。
大腸ポリープとは
大腸ポリープとは、大腸粘膜に発生する腫瘍です。放置していると、一部の大腸ポリープはがん化すると考えられています。また、多くの大腸がんがポリープのがん化によって発生していると考えられています。
これはつまり、大腸ポリープの段階でがん化のおそれのあるものについて予め切除しておくことで、大腸がんを予防することができるということです。
ただし、大腸ポリープはほとんど無症状です。血便や便潜血検査陽性といった明らかなサインがあった方はすぐに、また特に大腸がんのリスクが高くなる40歳以上の方は症状の有無に関係なく1年に1回、大腸カメラ検査を受け、大腸ポリープ及び大腸疾患の早期発見に努めることをおすすめします。
初期は無症状!?
こんな症状に該当しませんか?
- 血便
- 便潜血検査陽性
- 腹痛、腹部膨満感
- 下痢、便秘
初期はほとんど症状がありませんが、ある程度大きくなると、上記のような症状が見られることあります。必ず、大腸カメラ検査を受けましょう。
大腸ポリープを放っておくと
大腸がんへ進行?原因は?
大腸ポリープの一部は、放置していると大腸がんへと進行することがあります。中でも、過形成性ポリープのうち上行結腸や横行結腸にできたポリープについては、がん化のリスクが高くなります。
大腸ポリープの原因には、加齢、食生活の乱れなどが挙げられます。また、遺伝によって若い頃から大腸ポリープが多発するケースも見られます(家族性大腸腺腫症)。
大腸ポリープは誰にでも発生し得るものであるため、症状に気づいた時には必ず医療機関を受診するようにしてください。特に、血便が出た方、便潜血検査で陽性であった方は、大腸がんの可能性を考慮し、大腸カメラ検査を受けることが大切になります。
大腸ポリープが
出来やすい人の特徴
- 高タンパク、高脂質の食事をしている人
- 大腸ポリープ、大腸がんの既往のある血縁者がいる人
- 糖尿病、高血圧症、脂質異常症のある人
- 飲酒、喫煙の習慣がある人
- 50歳以上の人
検査・診断
スクリーニング検査としては、「便潜血検査」があります。便中に血液が含まれているかどうかを調べる検査であり、簡便であるため、健康診断や大腸がん検診として広く行われています。
便潜血検査で陽性となった場合には、肛門から内視鏡を挿入して大腸粘膜を直接観察する「大腸カメラ検査」を行います。大腸ポリープや大腸がんを含めた、大腸の病気の早期発見が可能です。また当院の場合は、がん化のおそれのある大腸ポリープをその場で切除することも可能です。
大腸ポリープを切除せず放っている方へ
大腸カメラ検査で大腸ポリープを発見しても、医療機関によっては、小さなポリープですと経過観察に留めることがあります。ただ、あくまで「経過観察」ですので、その後の定期的な大腸カメラ検査は欠かせません。
大きくなるほど、がん化のリスクは高くなります。放置せず、必ず定期的に大腸カメラ検査を受け、必要に応じて切除するようにしましょう。
ポリープ切除後の仕事や
生活習慣(注意事項)
大腸カメラ検査に加えて、大腸ポリープ切除を行った場合には、以下のような制限が生じます。
なお、鎮静剤を使用した場合には、ポリープの切除の有無に関係なく、当日中は車・バイク・自転車の運転ができませんのでご注意ください。
仕事
デスクワークは翌日から再開可能ですが、重い荷物を運ぶなど仕事や激しい運動は数日間控えるようにしてください。仕事の内容にもよりますので、詳しくは医師にご相談ください。
会社の連休前に検査・切除を行うなど、できる限りお仕事への影響を少なくできるよう配慮させていただきます。
食事
1週間程度は、消化の良いものを中心に食べてください。刺激物、脂質の多い食品は避ける必要があります。
以下のような食品がおすすめです。
- 白米、おかゆ、卵粥
- うどん、そうめん(薬味なし)
- おにぎり(海苔なし)
- 豆腐、納豆など
- 煮魚、刺身、焼き魚など
- 味噌汁(海藻類なし)
- 食パン
など
飲酒・アルコール
飲酒・アルコールは血流を良くし出血のリスクを高めるため、1週間程度はお控えください。
シャワー・入浴
シャワーについては翌日から再開可能です。
血流を良くする入浴は、最低3日はお控えください。またその後も1週間程度は、熱い湯に浸かる、長風呂をする、サウナに入るといったことはお控えください。
運動
散歩や通勤程度でしたら翌日から再開できますが、運動の強度は1週間後から少しずつ上げていくようにしてください。ベンチプレスなど、強い負荷、腹圧がかかる運動は2週間ほど避けて下さい。
旅行・出張など長時間の移動
出血などに対する緊急の処置が必要になるおそれがあるため、旅行や出張などは1~2週間程度お控えください。事前にスケジュールをご確認されることをおすすめします。